SHUKOCHIJINの日記

日々の気まぐれエッセイ

正月早々,シーリングライトのトラブル

 正月の確か2日の夜こと。洋室のライトが突然ガサッとずり落ちるという事態に。コードでかろうじてつながっており,天井からシーリングライトがぶらぶら。ちょっと低めのシャンデリアと思いたいが,そんなしゃれたものではない・・・。ま,天井に止めてある”角形引掛シーリング”(うす黄土色の長さ5cm程度のもの)が,しっかり固定されていないなあと,年末の大掃除の時に気付いてはいたのですが,応急処置だけして,ま,なんとかなるだろうとタカをくくっていたことを反省。

 で,翌日の3日,ともかく角形引掛シーリング”なるものをしっかり固定する必要があるので,思い切って,天井裏に初潜入。この家に住み始めて12年目,初めて入った天井裏は,断熱材が丁寧に敷き詰められており,換気扇から外へつながる太い管,電気コードやLANケーブルを通していると思われる管があったり・・・・・・。意外と足を踏み入れる余地や立ち上がる高さもなく,柱や足の置き場を探しながら,最後はほふく前進で洋室の真上と思われる場所へやっとのことでたどり着くのでした。

 ライトのコードを確認すると,引掛シーリングをネジで固定していた手のひらサイズほどの板を発見。さてはこの板にしっかりとネジが届いていなかったことが判明。ただし,板をしっかり固定しないことにはネジをドライバーで打っても,板が浮いてしまってうまくいかないだろうと予測されるのでありました。そこで,一度天井裏から脱出し,適当な厚さの板を何枚か用意して,再潜入。小さな板を固定するために,ちょうどコードを通す穴の真上にあった”梁”的なものまで板を重ねて入れ込んでみる。この作業を腹ばいになって行うのは結構大変。背中の筋肉がつりそうになっているのが分かり,「ここで救急車要請なんて事態だけは,なんとしても避けなければ!! しかも正月だし!」というわけで無理は禁物。ま,なんとか板を入れ込むことに成功。

 いよいよ,洋室に戻り,ネジで引掛シーリングを固定します!! 板があまり大きくないので場所や向きもちょっと考慮して・・・。確かこっちの向きがよかったなあ・・・。取付け成功!! よし,いよいよライトだ! とライトを設置して「点灯!!!」

 

 てなことをやっていた正月でした。この作業,一度で成功はせず,2度目で成功。なかなか正月から初体験に恵まれた1日でした。はじめはライトがつかず,ライトそのものの交換が必要かなとも思われましたが,なんとか点灯し,無駄な出費を防ぐこともできました。ああ~,楽しかったのか無駄な苦労だったのかよく分かりませんが,ちょっとした達成感を味わうことができました!!

 今年も楽しくなりそう!

 

 

 

2023年,新しい年の始まり。

2023初日の出

 あけましておめでとうございます。久しぶりの投稿です。

 人生で初めて初日の出を見に行きました。大晦日,夕方から海近くの公園に車中泊という気合いの入れよう。何もそんなに慌てなくてもいいのに。でもね,万が一元旦に寝坊してしまうと嫌だし,元旦になって「やっぱり行くのやめた。面倒だし。」なんてlことにならないように,あえての車中泊。この日のために,車中泊用の大きめの毛布も買いました。紅白歌合戦の視聴も諦め,レンタルのDVD数枚とポータブルDVDプレイヤーをもって・・・。

 で,車中では熟睡はできず,1時間おきに目が覚めていましたが,5時半頃から活動開始。もうけっこうな車が海に向かっているのが分かります。自分も6時半前にいざ海辺へ。日の出時刻は6時52分頃。寒い中,ずっと日の出を待ちました。待っている間も,空の色が少しずつ変わっていくのがわかり,待つ間も(寒いけれど)わくわくを楽しむことができました。

 いよいよ日の出間近というとき,雲の隙間から「ダイヤモンド富士」ならぬ「ダイヤモンド雲」的な光が! そして,ダイヤモンドは徐々に大きくなり,ついにはまん丸の美しい日の出。あ~,前日から来た甲斐がありました。写真ではオレンジが全面に出ていますが,肉眼ではピンクっぽいところもあり・・・。

 初日の出で自分の気持ちも清められたように思います。きれいなものを見るって大切だなと思います。「物より体験」とはよく言ったものです。

 というわけで,今年もがんばります。

2022年振り返り

今年もあと3週間。月並みな表現だけど「終わってみれば早いもの」です。

今年自分はどれだけ成長できたのかな? 世の中の役に立っているのかな? 充実した1年だったかな? なんて考えてしまいます。あまり堅苦しくなく振り返ってみます。

その1:思い切ってカヤック購入!

いつもはレンタルカヤックとか体験コースとかで楽しんでいたカヤックですが,今年の夏は思い切って自分のカヤック(インフレータブル)を購入!隣県の湖畔に2泊して楽しんできたこと。景色も気持ちいいし,時間制限もないし,行きたいところへ行けるしで,天国気分でパドルでこいで楽しみました。難関は湖畔に戻るときに風のせいか水の流れが逆のため,予想より時間がかかっての着岸。気付くと両足が日焼けで真っ赤っか! 油断した~!と後悔しても時すでに遅し。見事に足の全面だけ真っ赤っかで,2,3日したら皮がむけ始め,3週間ぐらいはどこかの皮がむけている状態。子どもの頃は皮がむける経験をしたけれど,いい大人になってこんなにむけるなんて・・・・・・。仕事ではパンツが多いので目立ちませんでしたが,同僚には恥ずかしくて言えなかったなあ。でも,いい思い出です。カヤックは狭い家には場所を取りますが,来年も楽しみたいなあと思います。体力の続く限り。

 

その2:夏の岩手三陸海岸の旅!

ゴールデンウィークに行こうと思ったのですが,三陸の45号線がものすごい渋滞で・・・・・・。ねばり強くない自分は,別方面に切り替えたのでした。

で,リベンジで夏にもう一度岩手方面へ。主に釜石,宮古,遠野と回ってきました。たった1泊でしたが,青い空に青い海! 本当に気持ちが良かった。釜石観音様は高い丘の上にあるので,観音様の中にはいってさらに高い場所から海を望むと,「きれ~い!」「こわ~い!」「風つよ~!!」の3拍子がそろってなかなかの興奮度でした。

念願だった宮古浄土ヶ浜にもついに行くことができました。天気にも恵まれ,三陸満喫でした。浄土ヶ浜とはよく名付けたものだと。その日は姉ヶ崎のキャンプ場に泊まり,翌日遠野へ。たまたま遠野の道の駅で「餅まき」をしていて,ちゃっかりお餅をゲット! 思わぬ旅のプレゼントに神様に感謝でした。

コロナ第7波に見舞われた今年の夏でしたが,行動制限がなかったおかげでそれなりに楽しむことができました。ありがたや,ありがたや。

最近の読書から

10月末,今年の読書目標50冊を超え,昨日60冊目を読み終えました。

髙橋和巳さんの「子は親を救うために『心の病』になる」(ちくま文庫)です。タイトルが「おお~,なるほどそうかも」と思わせるもので,著者の髙橋さんの本は初めてでしたが,思わず購入したものでした。

著書(カウンセラー)のもとに来る人は,子どもが引きこもったり,家庭内暴力で困っていたり,はたまた摂食障害になってしまっていたりするものですが,やがてそれは自分自身が育ってきた環境(我慢してきたこと等)にも大きく関わっていることなどなど。他にも,虐待を受けて育った子,発達障害の親に育てられた人の悩みなど,今まで「親だったら(大人だったら)当たり前のこと」と思っていたことが,その人の育てられ方で「普通」は「普通」にならないことなどが納得。特に,自分自身の経験(過去に会った人)で,なんで旦那さんと離婚しないんだろうととても不思議に思っていたことが,この本の説明で納得。そういう方は自身の育ちの中で,我々とは「善と悪が逆」になっているというものでした。

発達段階においても,.髙橋さんの説明では次の5つ。

1 乳幼児期

2 学童期

3 思春期

4 成人期

そして,

5 宇宙期(髙橋さんの独自(?)に行き着いた考え方。こう考えると説明がつくみたいな。)

この宇宙期にはいった人の感情というか感覚が「ああ,いいなあ」と感じました。

「まだ真面目にきちんと人生を完成させないといけないという思いはあります。それで気持ちは揺れますけど,でも揺れは小さくなっていて,その動きを楽しんでいます。自分の存在を感じて,その周りでことは起こるんだ。起こることは全部オーケーなんだと思います。」

 

自分には情報量と「なるほど感」が多く,まだまだまとめることが難しい本。また読み返したいと思う本です。

 

けん玉買いました。

お題「これ買いました」ko

 

1週間前,ネット販売で「けん玉」を買いました。けん玉協会公認のです!

わけは,スクワットなどの筋トレをただ続けるより,けん玉なら楽しみながらできると思ったから。けん玉って意外と膝を使って上下運動すると思ったので・・・。

で,結果・・・・・・。結構スクワット代わりにいいかも。思った通り膝を曲げて操作します。今,「もしけん(もしもしかめよ~♪の歌に合わせて玉を2つの皿に交互にのせていくやつ)」と,「日本一周(小皿→大皿→けん先の順に載せる)」と,「飛行機(玉を手に持って,けん先を玉の穴にいれる)」の3つを主に練習しています。

なかなか面白いです。YOUTUBEを見ながら練習すると,こつがわかり,「へ~」と感心しながらやっています。YOUTUBEがなかったら闇雲に練習し,うまくならず三日坊主というオチもあったと思いますが,今やYOUTUBEは万人の味方。

YOUTUBE,ばんざい!!

 

ちなみに練習しすぎなのかどうか,けん玉の皿胴という部分が,剣からずるっととれてしまいました。接着とかしていないんですね~。手で簡単に戻せるのでいいのですが。

 

ともあれ,けん玉名人への道と筋トレ,一石二鳥目指して頑張ります!

 

ブルシットジョブ

40代,無我夢中というか,それなりに一生懸命に仕事をやっていたら,ある年,管理職に挑戦したらと勧められました。そんな気持ちは持っていなかったけれど,たまたまその年の自分の目標が「さそわれたらYESと答える」だったし,ま,挑戦=昇進というわけでもないので,挑戦だけしてみることにしました。

結果,管理職の道に足を突っ込んでしまい,抜ける理由もないまま今日に至る訳です。

どこかの本に書いてあったことが,頭から離れない。地位が上がれば上がるほど,「いなくてもいい仕事」になるというようなこと・・・・・・。確かに自分が1日2日いなくても現場はびくともしないだろなと。では,自分は何のためにここにいるの? 給料以上の仕事をしたい!などど思うのですが,じゃあどんな仕事が給料以上の仕事になるのか? やっぱり現場が生き生きと働けるようにすることでしょうか。大きな挑戦です。

それと,気をつけていることは,自分の立場。自分の一言で,いわゆる部下が嫌でも「はい」と従い,本当はどうでもいい仕事(ブルシットジョブ)をするようなことがないようにと。

そんなわけで明日もがんばります。

今週のお題「人生変わった瞬間」

今週のお題「人生変わった瞬間」

もうずいぶん前のことですが,失恋を機に「やってみたい」と思っていた小さなことを我慢せずにやってみようとおもい,まずはバイクの免許取得(中型二輪)からスタート。教習所で練習するのが楽しくて・・・。で,いざ免許を取ってしまうとなんだか寂しくなり,また何か習いたいという欲が・・・。そこにタイミングよく出会ったのが英会話。さっそく始めました。時々バイクで通ったりしたので楽しみは「倍」!「何かができるようになる」って素敵ですね。

そうして1,2年たったころ今度は英会話のスタッフにホームステイを勧められ,これまたチャレンジ。あまり海外経験のなかった自分には本当に楽しかったし,ああ今の仕事辞めてもいいかなあとも思ってしまい・・・。仕事を続けながら同時に「日本語教師養成講座」を受講していた自分は,もしかして海外で日本語教師???という別の道も見えてきたのでした。

そして,ホームステイから半年あまりたった3月,仕事を辞めて,再びホームステイした先へ行くのでありました!そして,しばらく何もせずにのんびりしていたら,半年しないうちにホストマザーは家を売りに出します!! ホームステイしているうちが「FOR SALE」って看板出してるんですよ。笑っちゃいますね。のこのこ日本に帰るのもかっこ悪いし,ホストマザーが中国に仕事を見つけて新しい道に挑戦ということだったので,自分もじゃあ中国で,やってみたかった日本語教師をやってみようとインターネットで仕事探し。中国では経験なくても即採用が多くて,自分も即採用でした。そうやって,中国で約4年間「日本語教師」として生きてみました。本当に楽しかった!!

今は結局もとの仕事にもどったんですけど,海外での経験はやはり自分を変えてくれたかな~と思います。失恋から始まった「やりたいことやっちゃおう!」が,まさか海外生活までつながるとは・・・。けっして思い切りの良い性格じゃないんですけどね。「行動」って大事ですね。